おもてなしセレクション受賞のご報告に際し、各方面よりたくさんのご祝詞を頂戴し感謝申し上げます。
「こんな多くの方が受賞を一緒に喜んで下さるんだ!」と本当に嬉しく思っています。

20代の頃にファッションを学びにフランスへ渡った時、
日本の職人さんや技術の素晴らしさを母国を離れることで初めて知ることができました。

「この素晴らしさをどうしても世界中の人たちに伝えたい」

そう思い、日本に帰国して2007年の会社設立当初から
ずっと日本の素晴らしい職人さんや技術に携わってきました。

当時は今のようにMADE IN JAPANがもてはやされることもなく
「ドメスティックなものはダサい」という感覚が一般的で、
日本の素晴らしさを伝えることに大変苦労しました。

もしかしたら、それは今も変わらないかもしれません。
「MADE IN JAPANが良いもの」という流れになってきたのは
本当にここ最近のことだと感じます。

日本の素晴らしいものは、
わかりやすい『和』のものだけではなく
和が主張されていなくても日本の繊細な技術やモノに対する想い・心も日本が誇れるものだと
私は思っています。

その想いが『おもてなしセレクション』の外国人審査員に伝わり客観的に評価いただいたことを
本当に嬉しく思います。

これからも日本の素晴らしさを服作りを通して表現していければと思います。
今後ともKNIToDayをよろしくお願いいたします。

KNIToDayデザイナー あさの千幸

 

◇ おもてなしセレクション2021受賞のご報告はこちら:https://knitoday.jp/news/omotenashi-selection-2021/